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外壁塗装の色選びで後悔しないために!プロが教える失敗しないポイントと色の特徴

外壁塗装や屋根塗装、お住まいの塗り替えを検討した際、「費用や価格」「業者選び」の他、「どんな色にしようかな?」という色選びもとても重要なものではないでしょうか。
外壁塗装後のお住まいを考えるのはとても楽しいものです。
しかし、「色選びに失敗したらどうしよう」「我が家にはどんな色が似合うのだろう?」といった悩みや「イメージチェンジを選択するのは正解なのか」という不安もありますよね。 そこで本ページでは、ご自分のイメージした色で失敗や後悔をしないよう、コツとポイントをご紹介いたします。
また近年多くの方が選択肢に入れる人気色もチェックしておきましょう!
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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当然好みは人それぞれですが、外壁の色にも服装同様トレンドがありますので、多くの方がどのような色で仕上げているかを確認しておきたい方は多いはず。
まずは人気カラーにどのような色が挙がるのか、その理由も含めてご紹介していきます!
人気色1:無彩色やナチュラル系の落ち着いた色

まずいつの時代も変わらず人気なのがベージュ・アイボリー・ブラウン・グレーといった淡色カラーです。
汚れが目立ちにくく周辺にも馴染みやすいことが特徴で、飽きがこない上品な仕上がりになります。
塗料メーカーの出荷データでも、ブロークンホワイトやベージュ系カラーの人気が根強いことが示されています。
人気色2:最近のトレンドに合わせたスタイリッシュ・モダン系カラー

キューブ型住宅・軒ゼロ住宅の増加に伴い定着したのがスタイリッシュ、モダンな印象のお住まいです。
そこでホワイト・ブラック・ネイビーを取り入れたお住まいも増加傾向にあります。
お客様によっては全面ホワイトやブラック で上品かつ高級感を感じる仕上がりにしている方もいらっしゃいますが、ポイントで入れている方も多く見かけます。
雰囲気に合わせた色選びが人気

色とお住まいの形状・雰囲気は非常に密接な関係にあります。
ヨーロピアン風な住宅であれば原色も綺麗にまとまりますし、ツートンにすることで雰囲気がガラリと変わるお住まいもございます。
ただし、お住まいがどのように見えるのか、どのように仕上がるのかのイメージを持って色決めに取り組んでいきましょう。


意外かもしれませんが、外壁塗装の色選びにおいてはお住まいが存在している場所の緯度も意識してみると良いかもしれません。
赤道付近では太陽光がほぼ真っ直ぐ降り注ぎます。
それに対して北極・南極付近では太陽光は拡散したものが届きます。
地表に届く太陽光の違いによっても美しく見える色は違うようです。
日本の南北で美しく見える花を比べてみましょう。

それに対して、北端の北海道はラベンダーやスズランやコスモスといった寒色系の控えめな色の花の美しさが有名で、観光資源にもなっています。
赤道付近の太陽光の明るさを100とすると、北欧では約25、東京は45程度になります。

この太陽光の明るさと美しく見える色には密接な関係があり、明るいほど比例して鮮やかな原色が映えるようになるのです。
ただ、最近の塗料は優秀なのでどんな色でもキレイにお住まいを彩ってくれます。
なので暖色系と寒色系のどちらにするか悩んだとき、このコラムの「色選びと緯度の関係性」を思い出して判断の後押しにしてみてはいかがでしょうか。

サンプルや画像を参考に、真剣に色を選んだのに「イメージと違ってしまった」という失敗の原因は人間の目の特性によるものです。
そうした「錯覚」によるトラブルを避けるために、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
面積効果に注意しましょう
面積効果によって同じ明るさの同じ色でも明るく見えたり、暗く見えたりします
実際に画像を見比べてみましょう。どちらが明るく見えるでしょうか?

恐らくは「Bの方が明るく見えた!」と言う方が多いのではないでしょうか。
これは「面積効果」という錯覚現象によるものです。
「面積効果」とは、同じ色でも塗る面積によって明るさや鮮やかさの印象が変わる現象のことです。
人間の目には同じ明るさの同じ色であっても、面積が小さい場合は暗く、大きな面積はより明るく、より鮮やかに見えるという性質があります。
面積効果を知ってしまった後ではその知識から同じに見えるかもしれませんが、先入観がない状態では「大きな方が明るく見える」と答える方がほとんどなのです。
実際に色を選んだり、見比べたりする時、小さい色見本を見て決めることがほとんどです。小さい色見本は縦・横、ともに数センチ程度しかありません。
一方で外壁の面積は塗料のカタログや、日本塗料工業会の色見本帳、メーカーに色番号を指定して作成してもらえる塗り板等のサンプルとは比較にならない大きさです。
面積効果への対策方法

数百倍程度ではなく、一面であっても数千倍以上ということがほとんどです。サンプルよりも絶対に明るく見えます。
サンプルでは一段階~二段階暗めの色を選ぶとその差が少なくなることも覚えておきましょう。
また、塗り板のサンプルやA4サイズ以上の大きめの色見本を用意してもらうことも、実際のイメージに近い確認が行えるため対策となります。
ちなみにこの面積効果、黒やグレー等明度が低い色の場合は、大きくなるにつれ暗く感じる逆の感覚になるようです。
視界の大部分が暗くなれば暗く感じるのも当然、見る対象との距離、対象の大きさによって見る色の感じ方は異なってきます。

明度対比による印象の違い
明度対比による影響で、同じ色で塗装しても色合いが濃く見えたり、明るく見えたりします。
ツートンなどで塗り分ける場合、隣接する外壁の色によってそれぞれの色合いが濃く見えたり、明るく見えたりします。
「明度対比」と呼ばれる現象です。
片方を落ち着いた色で塗った場合、隣接した外壁に鮮やかな色を塗りますと必要以上にヴィヴィッドに見えます。
明るめの色を塗りますと、本来の色よりも明るすぎるように感じられます。

明度対比への対策方法

片方が落ち着いた色の場合、隣接した部分に明るめの色をご希望する場合はワントーン暗めの色を選ぶのがオススメです。
片方が落ち着いた色の場合、隣接した部分に暗めの色をご希望する場合は必要以上に暗めに見えてしまうこともあるので、ワントーン明るめの色にしてみると錯覚によるギャップが解消されやすくなります。
一部が塗装しないタイル外壁の場合は?

外壁の一部がタイル貼りというお住まいの方も多いのではないでしょうか。
タイル部分は塗装できませんので、他の部分をカラーチェンジして素敵に仕上げたいという方も多いと思います。
こういった場合も明度対比を意識することが重要です。
塗る部分を無彩色(白~黒の色味がない色)やそれに近い色にする場合、タイルの色味を薄くした色を塗ったように見えたり、必要以上に明暗がついた状態になってしまうこともあります。
光の種類による色の見え方の違い

物体の色は太陽光や照明の色によって左右される
私たちは時間帯によって景色が一変することを知っています。
顕著なのは夕刻で、夕焼けに染まった街並みは何もかもがオレンジ色に見えます。
晴れている場合、昼間の空は青く、夕方は赤く見えるのはレイリー散乱が関係しています。
光は色を決める固有波長が障害物よりも大きいと通過しやすいという傾向があります。この傾向と現象はレイリー散乱と呼ばれます。
日中は青色が空全体に拡散するため、空は青く見えます。
夕方は太陽の角度が低くなり、青色の光は障害物に衝突することが多くなるため、地表に到達しにくく、到達しやすい赤色やオレンジが観測されやすくなります。
そのため、朝や夕方では外壁の正確な色は分からないのです。

他にも人の目には補色残像効果(有彩色を長く見た後に、視点を変えると色が残って見える現象)があります。
カメラのフラッシュや夜の信号機などでも感じるかと思いますが、見ていた色と視点を向けた先の色次第では、色が混ざって全く違う色が見えるということもあります。
また目の色によって色に感じる濃淡も違うようですので、誰しも必ずしも同じ色に同じ感覚を持つわけではありません。
光の種類によって変わる色の印象への対策方法

室内で見る色と実際に屋外で見る色とでは、光の種類や時間帯によって見え方が大きく異なります。
- ☑ 蛍光灯の下での印象
- ☑ 太陽光の下での印象
- ☑ 曇りや雨の日に影になる部分の見え方
これらはすべて違いがあります。
そのため、色見本は必ず屋外で確認し、できれば朝・昼・夕方など時間を分けて見ることが理想的です。
天気による変化も参考になるため、晴天時だけでなく曇りの日も確認してみると安心です。


色選びにセオリーはありますが、最終的にマッチするかどうかはご自宅の環境によって異なります。
ここでは、ご自宅の外壁に似合う色を見つけるための6つのポイントをご紹介いたします。
【1】景観と環境との調和を意識する

まず大切なのは、住まいの外観が周囲の街並みと調和しているかどうかという点です。
最近のお住まいはカラーバリエーションも増えました。
デザインも、色も、本当に多種多様になりましたが、和風でも洋風でも和洋折衷でも周囲の環境や景観に調和する色彩に近づけることが重要です。
そのため、原色や明るすぎる色、暗すぎる色は避けた方が無難です。
最も見慣れている肌の色の明るさを基準にするのが適切という意見もあります。
お住まいの塗り替えになりますと、どうしてもご自宅だけに目を向けがちですが、両隣やご近隣のお住まいにも目を向けてください。
街並みに調和する色があなたのお住まいに似合う色である可能性も少なくないのです。
場所の特性を見極めましょう!

また、建物がどのような環境に建っているかによっても似合う色は異なります。
たとえば、幹線道路沿いの住宅であれば、排気ガスなどで汚れが目立ちにくい濃い色の外壁が適している場合がありますし、周囲に自然が多いエリアでは景色に溶け込むアースカラーやグリーン系などが好まれることもあります。
家が置かれている立地や風景と調和する色を選ぶことで、違和感のない美しい外観に仕上がります。
【2】原色や明るすぎる色、暗すぎる色を避けるべき理由を深堀り!
(1)変な緊張感や威圧感を感じさせる

お洒落な建物は人々にシックやモダン、スタイリッシュといった好印象を与えますが、色のみで注目を集めている場合、単なる悪目立ちであるもしばしば…。
店舗でも、一般的なお住まいでも注意するべきポイントです。
(2)汚れや色褪せが目立つ

砂や土埃は薄茶か茶、または黄土色です。
苔、藻、カビも緑~薄茶です。
そのため外壁はアイボリーやベージュ、グレーといった色にした方が汚れは目立ちません。
さらに、紫外線の影響を受けやすい色もあり、赤や青など原色に近い色は色褪せしやすい特性があります。
落ち着いた中間色であれば、やはり色褪せなどの変色も目立ちにくくなります。
(3)統一された街並みは美しいということ

その街並みを観察してみると、さまざまなことが分かります。
まず、建物の色彩が統一されています。
次に建物の大きさにも統一感があることも見て取れます。
色彩と大きさが景色を完成させているのです。
これらの景色は景観を守る法律によって調和が保たれている場合もあります。
【3】色の組み合わせには相性があることを忘れないでください

これをさらに細かく分類して、環状に並べたものが色相環です。
日本では日本色研配色体系(PCCS)の他、様々な種類の色相環が用いられており、国際的な指標であるマンセルシステムも一般的です。
日本工業規格(JIS)にも採用されています。
色相環で正反対に位置している色はそれぞれの補色(反対色)で、「赤」ならば「緑」が補色の関係になります。
同じ明るさの反対色を隣り合わせると、派手でどぎつい組み合わせになってしまいます。
人によっては目がチカチカしてしまうハレーションを起こすこともあります。
一般的なお住まいでは敬遠される色の組み合わせ方ですが、目立つという意味ではとても優秀で、ハレーションや不快感を感じさせないように明るさや色味を調整したものが企業のロゴなどに使用されています。
また、スポーティーなイメージもあるのでスポーツチームのユニフォーム、レースなどに使用される車体にもこのカラーリングが使われています。
再度、繰り返しますが、一般的なお住まいには不向きです。
色の相性は屋根と外壁、雨樋等の付帯部との組み合わせも考慮しなければなりません。あくまで全体的なバランスを考えると3色、彩度が低い白(ホワイト)・黒(ブラック)・灰(グレー)を含め4色程度で仕上げることが大切です。

近年人気のツートンカラーこそ色の相性が重要!

しかし、「外壁塗装」に関してインターネット検索していると「ツートン ダサい」といった関連検索が出てきますが、ダサくなる原因のすべては色の組み合わせです。
- ☑ 2色の塗装配分を誤った
- ☑ 2色の相性が悪い
- ☑ 付帯部との組み合わせが悪い
等、前もって確認できていれば防げる失敗ばかりです。
だからこそ、あくまでイメージといえどカラーシミュレーションや塗料見本板、施工事例を参考に色の組み合わせを確認しておくことが非常に重要です。
お好みの色を綺麗に表現するためにも配分・配色は慎重に検討していきましょう。
一般的には、建物全体の印象を決めるベースカラーに加え、それを引き立てるアソートカラー、アクセントとして部分的に取り入れるポイントカラーの三構成が基本です。
全体を同系色の濃淡でまとめる方法は、まとまりのある印象に仕上がりやすく失敗も少ないと言われています。
また、無彩色である白・黒・グレーなどをうまく組み合わせることで、モダンで落ち着いた雰囲気を演出することも可能です。

【4】色で異なる体感温度と虫除け効果
外壁の色は見た目だけでなく、住まいの快適性にも関わる要素です。 色の持つ明るさ(明度)は、太陽光の吸収率と密接に関係しています。
熱の吸収と反射

濃い色(黒・紺など)は太陽光を吸収しやすく、外壁温度が上がりやすいため、室温にも影響を与える場合があります。
反対に、白系の明るい色は熱を反射しやすく、外壁や室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。
虫除け効果も期待できる

また色が虫除け効果に役立つこともあります。
虫は色を選ぶというよりも紫外線に反応し、紫外線をよく反射する色に集まる習性があるそうです。
夜の街灯を見て分かるように、虫は照明にも反応しますので外壁の色だけでは大きな期待は持てませんが、紫外線を反射させやすい白・黄・青等ではなく、紫外線を反射させにくい灰・茶・赤を使うことで虫除け効果がありそうですね。
【5】塗料の艶も要チェック!

引き続き色でチェックしたいのが艶感です。
塗料には艶があるものとないもの、ある程度艶を抑えたものなどがあります。
艶ありというのは自動車にワックスをかけたような状態、光を綺麗に反射させるような仕上がりです。
対して艶消し仕上げは新築時に近いマット仕上げです。
艶ありのみ、つや消しのみ、7分・5分・3分艶といった調整が出来る塗料などもありますが、実はこの艶が色の見え方を大きく変えます。

艶あり塗料の方が光沢もありコーティングされたような仕上がりのため、汚れが付着しにくいというメリットもありますが、上品な印象をご希望の場合は色と艶をあらかじめ確認しておくことが何より重要です。
艶はカラーシミュレーションでは確認できませんので、見本板を取り寄せ、手触りや光の反射をチェックしておきましょう。
【6】サッシやドア、屋根との相性も重要

外壁の色を考えるときに見落としがちなのが、窓枠のサッシや玄関ドア、屋根といった部分との色の相性です。
これらの部分は、家の外観において目立ったり大きな面積を占めているため、外壁色がそれらと調和しないと、全体としてチグハグな印象になってしまう恐れがあります。
色選びの際には、カラーシミュレーションを活用して家全体のバランスを確認することが非常に有効です。
また、軒天井のように光の当たりにくい場所には、外壁よりもやや明るめの色を使うことで空間が引き締まり、より美しい印象になります。


ツートンカラーの上手な取り入れ方

外壁をツートンカラーに仕上げることで、建物に立体感や個性を持たせることができます。
ただし、美しい仕上がりを実現するには、色の使い方に配慮が必要です。
色数はできるだけ3色以内に抑えるのが基本です。
理想的な配色比は、建物全体の印象を決めるベースカラーが約70%、それに調和をもたらすアソートカラーが約25%、そしてアクセントとなる色が約5%とされています。

組み合わせは同系色の濃淡を活用するか、白・黒・グレーなどの無彩色を用いると、まとまりのある落ち着いた印象になります。
もし原色に近い鮮やかな色を取り入れたい場合は、目立ちやすいので使用範囲を小さくするのが無難です。
また、1階と2階で分ける水平の塗り分けや、ベランダ・バルコニーなどの構造を活かした塗り分け、さらには建物の角や窓のラインを使った垂直の塗り分けなど、建物の構造を意識した色分けも完成度を左右する大切なポイントです。
なお、ツートンカラーは単色塗装よりやや費用がかかる傾向がありますが、極端に高額になる心配はありませんのでご安心ください。

色褪せしやすい色・しにくい色

外壁の色は、紫外線や風雨に晒されることで徐々に色褪せが進行していきます。
特に赤・黄・紫などの鮮やかな原色系は色褪せが早い傾向があります。
これは、塗料に使用されている有機顔料が劣化しやすいためです。
一方で、白・黒・ベージュ・青系などの色は、比較的色褪せに強いとされています。
これらは、無機顔料の使用比率が高く、紫外線の影響を受けにくい性質があるためです。
ただし注意が必要なのは、白は塗膜を劣化させるラジカルが発生しやすく、黒は艶が失われると色褪せて見える場合があるという点です。
汚れが目立ちにくい色とは?

外壁の美しさを保つためには、「汚れにくさ」も大きな検討材料になります。
外壁に付着する汚れの多くは、土埃や煤煙、コケといった中間色が中心です。
そのため、グレーやベージュ、アイボリー、薄いブラウンなどは、汚れが目立ちにくい色とされています。
特に薄いグリーンはコケ汚れをうまくカモフラージュしてくれます。
反対に、白や黒、そして原色に近い鮮やかな色は、汚れとのコントラストが大きく、汚れが目立ちやすい点に注意が必要です。
さらに、セルフクリーニング機能を持つ低汚染塗料や、表面が滑らかな艶あり塗料を選ぶことで、汚れの付着を防ぐ効果が期待できます。

これまでとは毛色が変わりますが、外壁の色は見た目だけでなく家の運気にも影響を与えるといわれています。
風水の観点から、家の方角に合わせた色選びを意識することで、より良い気の流れを取り入れることができます。
▼一部の色の風水効果をご紹介
- ☑ 白:浄化の力を持ち、幸福な家庭や仕事運を引き寄せる。特に北西や全方位に◎
- ☑ ブラウン:安定や健康、子育て、事業発展に効果。南西との相性が良好
- ☑ イエロー:金運アップに加え、勉学や仕事にも効果。西におすすめ
- ☑ ブラック:貯蓄・信頼感を強める色。ただし使い過ぎは避け、北でのアクセント使いが効果的
- ☑ グリーン:リラックスと安定、不動産運向上の効果。東と相性が良い

これらの効果を高めるためには、外壁のひび割れや傷の補修を怠らないことも大切です。
また、風水色は原色でなくてもよく、色味がほんのり入っているだけでも意味を持ちます。

快適な住まいづくりを支えてくれる遮熱・断熱塗料は、使用する「色」によって効果の出方が変わります。
遮熱塗料は、太陽の赤外線を効率よく反射し、外壁や屋根の温度上昇を抑える役割があります。
断熱塗料は熱の伝導を防ぐことで、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作ることに貢献してくれます。
これらの塗料の効果を最大限に引き出すには、白や淡い色を選ぶことが推奨されます。明度の高い色ほど日射反射率が高く、熱の吸収を抑えられるため、より高い遮熱・断熱効果が得られます。
反対に、黒や濃紺などの暗い色は熱を吸収しやすく、塗料本来の性能を十分に活かしきれない可能性があります。

「ダンネスト」が苦手とする色はある?
街の外壁塗装やさんが特におすすめしている高機能な断熱塗料「ダンネスト」は、24色の標準カラーが用意されているものの、調色には対応していません。
また、濃い色を選ぶと遮熱機能が十分に発揮されないこともあるため、注意が必要です。
その場合は、遮熱性能を補うために、「ダンネストカラートップ」という上塗り塗料を1~2回重ねる方法で対応することができます。
機能とデザインのどちらも満たすためには、こうした特性をよく理解したうえで色を選ぶことが大切です。
そして、上記のような知識を身に付けている塗装業者に巡り会えることもまた、後悔のない色選びの重要なポイントとなるのです!


大切なお住まいで頻繁に行う事のない塗装メンテナンスでは、コストはもちろん仕上がりを重要視されていると思います。
しかし初めての塗装であれば尚更、
☑ 塗料は何が良いのか
☑ 色で失敗したらどうしよう…
と不安に感じる要素は非常に多いと思います。
また2回目の塗装メンテナンスといえども
☑ 今回も同じように仕上がりに満足するか
☑ イメージチェンジを図ってみようか
☑ そもそも今回も塗装メンテナンスが可能か?
といった別の問題で頭を抱えてしまうこともあるかもしれません。
屋根塗装・外壁塗装は簡単にやり直すことができません。
だからこそ後悔しないように、カラーシミュレーションはもちろん、必ず太陽光が当たる場所や日陰などで見本板を見比べ仕上がりイメージのチェックをしていく必要があります。

街の外壁塗装やさんにご相談ください!
私たち街の外壁塗装やさんには、「自分では色選びをなかなか決めきれない」「仕上がりが想像できない」という方でも、安心して選べるような方法がいくつかあります。
カラーシミュレーションで全体イメージを確認

ご自宅の写真を使ってカラーシミュレーションができるサービスです。
外壁の色だけでなく、屋根やサッシ、玄関ドアとのバランスも確認できるため、完成後のイメージがわかりやすくなります。
ただし、モニターやプリンターの色とは多少の差があるため、あくまでも参考程度とお考えください。
大きな色見本で実際の仕上がりを想像する

外壁に塗ると、小さな見本とは印象が大きく異なることがあります。
これはページ冒頭でもご紹介した「面積効果」と呼ばれ、色が広い範囲に塗られるとより鮮やかに見える性質によるものです。
そのため、大きな色見本を使って実際に外壁に当ててみることをおすすめします。
また、日中の明るさや天候によっても見え方は変わるため、朝・昼・夜、晴れや曇りなど、さまざまな時間帯に見比べることも大切です。
スタッフにご相談いただければ、メーカーに指定色の大きな色見本を発注できることもあります。
お気軽にご相談ください!
実際の施工事例をチェックして安心感を

具体的な完成イメージを持つには、実際の施工事例を見るのが非常に有効です。
街の外壁塗装やさんは、これまでに数多くの塗装メンテナンスをお任せいただいてきた実績があり、サイトで施工事例を公開しております。
ご自身が抱いているイメージと近い施工事例もあるかもしれませんので、ぜひ一度参考になさってください。
最後に…色選びは暮らしを彩る大切な工程

外壁塗装の色選びは単なるデザインではなく、暮らしやすさやメンテナンス性にも関わる重要な工程です。
ご自身の好みだけでなく、機能性や環境、将来のメンテナンスコストなども含めて、総合的に判断することが失敗のない選び方といえるでしょう。
色はどうしよう?塗料は?費用は?といった塗装に関するお悩み、疑問は点検・お見積り無料の私たち街の外壁塗装やさんにご相談ください。
外壁塗装の色選びに絶対これ!といった正解はありません。
塗装して良かった!綺麗に仕上がった!もっとお住まいを大切にしていこう!といった満足につながる塗装が行えるよう、塗装のプロである私たちが精一杯サポートさせていただきますのでご安心下さい!

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色での失敗はほとんどが目の錯覚によるものです。対象の大きさや周りの色によって見え方が異なりますが、視覚のポイントを抑えることで色に感じるギャップが小さくなり失敗を防ぐことができます。
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外壁の色はその地域の景観にも関わりがあるため、必ずしも好きな色を使用出来るというわけではありません。街並みの雰囲気、人への感じさせ方をベースに、お気に入りの色を選択していきましょう。
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色には相性があり、用途に合わせてインパクトを与えられる組み合わせにもなりますが、配色・配分を少し変えるだけでお洒落・ダサいと印象が大きく変わってしまいますので、慎重に考える必要があります。
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色・艶は見た目だけでなく暑さ対策や害虫防止の効果を与えることもあります。大きな効果を見込めるものではありませんので、別の対策と併用して決めていくのも良いでしょう。
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変わらず人気の高い色はベージュ・アイボリー・ブラウン・グレーの淡色カラーです。近年はスタイリッシュ・モダンな住宅形状も増え、ホワイト・ブラック・ネイビーが取り入れられているケースも多々見られるようになりました。
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お住まいの色選びには何回メンテナンスを行っても疑問・心配がつきものです。色や塗料、費用、仕上がりなどに関してはお気軽に私たち街の外壁塗装やさんにご相談ください。
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