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【2025年最新】外壁塗装の相場は?20坪~60坪での適正価格やシミュレーションに役立つ算出方法

外壁塗装の相場はお住いの大きさや使用する塗料によって異なり、20坪から60坪までの住宅における費用目安は約40万円〜190万円となります。
ですが、この相場情報だけですと実際の条件に当てはめた場合の外壁塗装に必要な費用は曖昧なままとなり、工事の計画が立てにくいですよね。
そこでこのページでは、外壁塗装に掛かる費用相場の内訳や、概算金額の算出方法などをわかりやすくご紹介しています!
「我が家の外壁塗装はいくらくらいかかるのか?」
「塗装業者からもらったこの見積り金額は信用できる?」
「お得に外壁塗装を行う方法はあるの?」
など、気になる費用・相場への疑問や塗料ごとで異なる金額について徹底解説しておりますので、外壁塗装をご検討中という方はぜひご参考にしてみてください。

外壁塗装の費用は、使用する塗料や塗装面積によって大きく左右されるものですが、一般的な相場や費用の目安を知ることである程度の予算計画が立てられます。

例えば、現在の外壁塗装において耐久性やコストパフォーマンスの良さから最も選ばれているシリコン塗料でお住まいの外壁塗装を行った場合、街の外壁塗装やさんでの参考費用は以下となっております。
ただ、この金額はあくまで目安であり、建物の大きさ・使用する塗料の種類・工事範囲などによって増減します。
ご自宅に当てはめた場合にはどれくらいの費用が掛かるのかが不透明ですので、工事を検討するためにも、自分の状況により適した相場を知りたいと思うことは当然と言えます。
そこで、続いては20坪から60坪までの費用相場をそれぞれ確認してみましょう
20坪〜60坪のそれぞれの相場は?
外壁塗装にかかる総費用は、外壁の広さによって大きく左右されます。
各坪数や塗装面積ごとの外壁塗装の相場は次の通りです。
坪数(延べ坪数) | 塗装面積 | 外壁塗装 相場 |
---|---|---|
20坪 | 約80㎡ | 約40~ 60万円 |
30坪 | 約120㎡ | 約60~ 90万円 |
40坪 | 約160㎡ | 約80~ 110万円 |
50坪 | 約200㎡ | 約100~ 150万円 |
60坪 | 約240㎡ | 約130~ 190万円 |
※あくまで目安の相場であり、実際の塗装面積や使用する塗料、業者の施工価格などによって金額は変動します。
延べ坪数は、1階・2階を合計した床面積を指します。
たとえば、1階20坪+2階10坪の住宅なら延べ坪数は30坪となります。
平屋住宅や屋根塗装を同時に行う場合

平屋の建物では2階建てに比べて足場の高さが抑えられるため、外壁塗装の相場は60万円~100万円ほどになることが多いです。
ただし横に広い設計の平屋では塗装面積が増えるため、費用が高くなるケースもあります。
また、外壁と屋根を同時に塗装すると、足場の設置が一度で済むためコスト削減につながります。
セットでの塗装の場合、外壁塗装に加え屋根塗装分として約20~40万円が上乗せされるのが一般的です。
たとえば30坪の住宅であれば、80万円から125万円程度を想定しておくと実際の金額と近い予算を立てられるかと思います。
工事の種類 | 坪数(延べ坪数) | 費用相場 |
---|---|---|
外壁塗装のみ | 30坪 | 約60~90万円程度 |
外壁塗装+屋根塗装セット | 30坪 | 約80~125万円程度 |

外壁塗装の費用相場は同じような広さの住宅であっても、実際の見積もりには50万円以上の差が出ることがあります。
この大きな価格差は一つの要因だけでなく、複数の条件が重なることで生じます。
塗装面積の違いが価格に直結する

延べ坪数が同じでも、建物の形状や窓・ドアといった開口部の数によって実際の塗装面積は変わります。
塗装面積が広ければ必要な塗料の量も職人の作業時間も増えるため、費用に直結する大きな要因となります。
一般的な目安は「延べ坪数 × 3.3(㎡換算) × 1.2(係数)」ですが、正確には現地調査による計測が費用を決定づけます。
見積もりサイトによくある「延べ坪数」を入力して参考費用を算出する機能も、あくまで目安として捉え、信頼できる業者に現地調査を依頼するようにしましょう。
使用する塗料の種類とグレード

外壁塗装の費用を大きく左右するのが塗料の選択です。
アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル制御、フッ素、無機といった種類があり、それぞれ耐用年数と単価が異なります。
たとえば、アクリル塗料は㎡あたり約1,000円~1,500円ですが、フッ素や無機塗料では3,000円~5,000円に達することもあります。
「高いならやめておこうかな」と思われるかもしれませんが、初期費用は高額であっても塗り替えの頻度が少なくなることで長期的にはコストパフォーマンスが高まる場合があります。
外壁の劣化状況

ひび割れやシーリング材の劣化が進んでいる場合は、塗装の前に下地処理や補修作業が欠かせません。
外壁が抱えているダメージによっては通常以上に追加費用が発生することがあります。
付帯物の数も費用に大きく影響する要因

外壁だけでなく、雨樋や破風板、軒天、雨戸、シャッターボックスといった付帯物も塗装対象に含まれることが多いです。
付帯部への塗装には外壁とは異なる性質を持った塗料を別で用意することも多く、面積が大きいほど塗装費用が加算され、総費用は自然と高くなります。
色数やデザインによるコストの増加

外壁の色を2色以上使ったり、複雑なデザインを取り入れたりすると、追加の養生作業や細かい塗り分け、塗料の缶数増加が必要になり時間もコストも増加します。
塗り分ける面積によっても変わりますが、追加費用の目安としては「1缶+1人工」あたり4万~5万円程度が原価として必要になる場合もあります。
依頼する業者の種類による違い

同じ作業内容でも、どの業者に依頼するかによって金額は大きく異なります。
ハウスメーカーや大手リフォーム会社では下請け業者に工事を依頼することが多く、中間マージンが発生して割高になる傾向があります。
また、インターネットで検索上位にある「見積もり一括サイト」や「業者紹介サイト」なども、紹介手数料などが発生していることがほとんどですので、最終的な外壁塗装の費用に反映されてしまいます。
一方、地域の塗装専門業者や自社施工の会社に依頼すれば、中間コストを抑えられる可能性は高いのです。

ページ前半でご紹介した外壁塗装の相場には金額に大きな幅が存在していますね。
これは、それぞれの外壁塗装で異なってくる条件や塗料の違いによって見積り金額が上下するためです。
そこで試しに、塗装工事のための金額がどのようにして決まっているのか、20坪と30坪での一般的な外壁塗装の内訳を例にして確認してみましょう。
20坪のお住まい

外壁塗装工事各種項目 | 単価相場の計算(面積×単価) | 合計 |
---|---|---|
足場 | 150㎡×700円 | 105,000円 |
メッシュシート | 150㎡×150円 | 22,500円 |
養生 | 80㎡×300円 | 24,000円 |
高圧洗浄 | 120㎡×150円 | 18,000円 |
3回塗り | 80㎡×3,400円 | 272,000円 |
合計441,500円
30坪のお住まい

外壁塗装工事各種項目 | 単価相場の計算(面積×単価) | 合計 |
---|---|---|
足場 | 200㎡×700円 | 140,000円 |
メッシュシート | 200㎡×150円 | 30,000円 |
養生 | 120㎡×300円 | 36,000円 |
高圧洗浄 | 170㎡×150円 | 25,500円 |
3回塗り | 120㎡×3,400円 | 408,000円 |
合計639,500円
※高圧洗浄(外壁全体)=塗装面積×1.3
※足場仮設=外壁全体+30㎡
上記金額はあくまで塗装のみに絞った計算であり、例えば窯業系サイディングでは同時に行うシーリング打ち替え工事の費用や、クラック補修のための金額も加わってくることは留意しておいてください。
比率でご紹介!工程ごとにどれくらいの費用が掛かっている?
外壁塗装にかかる費用の割合は以下のようなイメージです。

塗料本体だけでなく、シーリング材や養生シートなども含まれる金額です。
高圧洗浄や養生、下地処理、塗装工程など、職人の手作業が中心となる項目です。
安全かつ効率的な作業のために必要で、組立から解体までの費用が含まれます。
逆に「何日使用したか」では金額を計算しないので、延長料金などが発生しない点はご安心ください。
交通費、事務手数料、廃材処理費用、駐車場代などが含まれます。
費用のシミュレーションに役立つ!塗装面積の算出方法を徹底解説

外壁塗装の費用は『塗装面積×塗装単価』で算出されます。
塗装単価は塗料の耐久性によって変動しますが、塗装面積は家の増築・減築をしない限りは変わりません。
把握しておくと今後の補修やリフォーム、そしてご自身で費用をシミュレーションしてみる場合に役立ちます。
塗装面積を知るにはいくつか方法がありますので、これまで何件もの塗装見積を算出してきた街の外壁塗装やさんが計算に使用する係数などをご紹介します。
1.延べ床面積×1.2 または 延坪×3.3×1.2

建築図面を参考に塗装面積を算出する簡単な方法です。
図面には建坪等建物の大きさを表す数値が記載されているかと思いますが、確認すべきは延べ床面積です。
階数ごとの延べ床面積を足した数字に「1.2」の係数をかけることで塗装面積を出すことができます。

延べ床面積が坪数でしかわからない場合は、その数字に3.3(1坪の面積)を掛ければ計算ができます。

ただしこれはあくまで目安、実際に図面から算出する塗装面積とは多少の差異が出る可能性があります。
2.住宅外周の長さ×高さ×0.8
続いては図面もしくはお住まいを実際に測って計算する方法です。
外壁塗装を行うのは外壁全体から窓などの塗装しない部分を抜いた面積です。
窓は外壁全体の15%〜20とした場合)。


こちらは比較的実際の塗装面積と近い結果になることが多いのですが、妻壁上部の三角部分は別途計算する手間があったり、窓の数・サイズで多少前後しますのでご注意ください。
3.立面図から算出

最後は立面図での計算です。
1/100に縮尺されている場合は簡単ですが、1/50になると専用のスケールや縮尺変更の手間が発生します。
私たち街の外壁塗装やさんにご相談いただければ図面をお預かりして算出を行ったり、外壁塗装を行った場合の金額も提示させていただきますので、お気軽にご相談ください。

外壁塗装工事の内訳としてご紹介した各種項目では、塗装を表す「3回塗り」以外も費用が発生していましたね。
外壁塗装を行う場合には、以下の要素も費用が発生するポイントとなります。
☑ 高圧洗浄
☑ 付帯部への塗装
足場の仮設・撤去
お住まいの外壁を塗装するには、職人が安全かつ効率的に作業を行うための足場仮設が必須項目となります。
足場仮設の単価は700〜800円/㎡で、どの塗装業者もあまり変わらないでしょう。
施工の難易度や解体までの日数によって単価が変わる可能性もありますが、極端に高くなることもありません。

足場仮設 | 700~800円/㎡ |
また近隣に塗料や水が飛散しないために取り付けるメッシュシートも、塗装工事全体の金額から考えると決して高くはありません。
養生用メッシュシートは150円/㎡が相場となっています。
総じて、外壁塗装に必要な足場代はおよそ15万~25万円が相場となります。

養生用メッシュシート | 150円/㎡ |
屋根塗装も同時に行うと足場代負担を減らせます

足場代は塗装工事の費用の中でも大きな割合を占める部分となっています。
そこでオススメしたいのが、外壁塗装と同時に屋根塗装を行うことです。
どちらも足場の仮設は必須項目となりますので、セットで塗装を行えば足場代の負担は一度で済みます。
屋根と外壁の塗装を別々に行うことで発生していたはずの足場代を1回分(約15万~25万円)節約することが可能になりますので、ぜひご予算と相談してご検討いただければと思います。
高圧洗浄
続いての必須項目は高圧洗浄です。
高圧洗浄は、塗装を行う前に外壁表面に付着した汚れやカビ、苔を除去するための工程です。
洗浄を行わないと塗料が外壁にしっかりと密着せず、早期に剥がれたり劣化したりする原因となってしまいます。
高圧洗浄の単価は150円〜250円/㎡となります。

高圧洗浄 | 150~250円/㎡ |
苔や藻の繁殖が著しくバイオ洗浄を行う場合は追加費用が発生しますが、施工前に必ず説明がありますので確認しておきましょう。
付帯部への塗装
ここまで外壁塗装に欠かせないポイントをご紹介しましたが、続いてはお住まいによって異なる付帯部です。

付帯部とは
☑雨戸・戸袋 ☑幕板 ☑霧除け・庇…etc
が挙げられます。
特に『軒天、破風板・鼻隠し、雨樋』はほとんどのお住まいに共通している付帯部のため、各社塗装プラン等でセットになっていることが多いです。
ただし、ページ前半でご案内した外壁塗装の相場に付帯部は含まれていません。
それはお住まいによって存在する付帯部の長さ・素材が統一されていないからです。
また、付帯部には塗装できない素材、補修が必要な箇所も含まれてくるため、詳細な金額を知るには無料のお見積もり作成サービスの利用がオススメです。
ちなみに、私たち街の外壁塗装やさんの外壁塗装プラン(総二階・〜25坪)には足場仮設・高圧洗浄はもちろん、雨樋・軒天・破風板・鼻隠しの付帯部塗装も含まれているため、大変お得です。
気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

塗装面積がわかれば、あとは塗装単価の相場と組み合わせることでおおよその塗装費用が計算できます。
塗料はウレタンやシリコン、フッ素、無機等様々なグレードがあり、耐久性が高ければ高い程、また低汚染等付加価値があるほど費用も高くなります。

外壁塗装で使用される塗料の相場と耐用年数
外壁塗装の相場に最も使用されているのはシリコン塗料
現在、外壁塗装で最も主流となっている塗料は「シリコン塗料」です。
シリコン塗料は耐久性とコストパフォーマンスのバランスが優れており、多くの住宅で採用されています。
そのため、外壁塗装の概算目安を算出する際にもシリコン塗料の「2,500〜3,500円/㎡」という単価を用いることが多いです。
シリコン塗料 | 2,500〜3,500円/㎡ |
今だからこそ注目される断熱塗料
金属サイディングや金属屋根が人気の時代だからこそ

近年、ガルバリウム鋼板やSGL鋼板など、金属系の外壁材や屋根材の人気が高まっています。
軽量で耐震性に優れている一方、熱を伝えやすいため断熱性能に課題がある場合が多く、断熱性の確保は快適な住環境を維持するために欠かせません。
オススメの断熱塗料「ダンネスト」

そこで注目されているのが断熱塗料です。
遮熱塗料が主に赤外線を反射するのに対し、断熱塗料は熱の伝わり自体を抑制できるため、冬場の寒さ対策にも有効です。
街の外壁塗装やさんの中でも、最近の外壁塗装で使用実績が多い断熱塗料となっているのが「ダンネスト(DANEST)」という高性能断熱塗料です。

ダンネストは、従来のセラミックビーズではなく割れにくいアクリルビーズを採用しており、撹拌による性能低下が少なく、長期にわたり安定した断熱性能を維持します。
冷暖房費を20~40%削減できるとされ、省エネ効果も実証されています。

戸建て住宅での施工単価は1㎡あたり約4,000円と、断熱塗料の中ではコストパフォーマンスにも優れています。
さらに約20年近い耐用年数と250%の伸縮性を誇り、ひび割れを防ぎながら長期的に外壁を守る力を備えています。
金属サイディングや金属屋根が普及する今こそ、住環境を快適に保つために断熱塗料は大変有効な選択肢と言えるでしょう。
最終的にお得になる塗料選びのポイント

塗料を選ぶ際には「単に安いもの」ではなく、ライフプランや建物環境に合うものを選ぶことが重要です。
日当たりや湿気の多さ、防カビ・防藻・断熱などの機能を考慮することで、無駄のない最適な塗料を選ぶことができます。
性能に比例して費用も高くはなってきますが、長期的に見れば耐久性の高い塗料の方がコストパフォーマンスに優れることがあります。
塗り替えサイクルが長くなれば、足場代や人件費を都度払う回数が減り、総合的なメンテナンス費用を抑えることができるからです。

外壁塗装は工夫次第で数万円から数十万円の節約が可能です。
品質を落とさずにコストを抑えるための具体的な方法を6つご紹介します。
複数業者から相見積もりを取る

最も基本的かつ効果的な方法が「相見積もり」です。
複数の業者の見積もりを比較することで、数万円から数十万円の差が出ることもあります。
比較する際は価格だけでなく施工内容や保証内容も確認し、不明点はどんどん質問しましょう。
極端に安すぎる見積もりは手抜き工事のリスクもあるため、金額の根拠に納得できるまで確認することが大切です。
必要以上に高性能な塗料を選ばない

先程は「高性能な塗料が最終的なメンテナンスコストを抑える結果になる」可能性についてご紹介いたしましたが、あくまでも重要なのはお住まいに対する費用対効果を意識することです。
耐久性の高い塗料ほど価格は上がりますが、必ずしも最高級品がご自宅の外壁塗装にとって最適とは限りません。
今後何年その家に住むか、立地や環境に合った機能かを考慮し、過剰な性能を避けることが無駄な出費を抑えるポイントです。
オーバースペックな高機能塗料にするよりも、お住まいに合った性能を持つ塗料を選ぶ方が結果的に費用対効果が高くなるでしょう。
施工費以外の金額が必要になる業者を避ける

大手ハウスメーカーやリフォーム会社に依頼すると、下請け業者に発注するため中間マージンが加算され、費用が割高になることが少なくありません。
また、近年ではネットで業者探しを行う方が急増していますが、便利な業者紹介サイトにも要注意です。
サイトに登録している業者は、一見すると地域密着型のリーズナブルな施工が期待できるように紹介されていますが、実際には紹介手数料などをサイト運営に支払っているため、その負担はお客様が支払う外壁塗装費用にのしかかります。
一方、自社施工業者は中間マージンがなく、費用が抑えやすい傾向があります。
火災保険を活用して塗装を同時に行う

火災保険は自然災害による被害に対して適用が可能です。
例えば外壁が強風による飛来物や雹で損傷した場合、その修理に必要な金額を火災保険による補償でカバーすることができます。
その時に組む足場代などを火災保険で補うことができる場合、塗装メンテナンス自体は自己負担となりますが、同時に外壁塗装工事も行ってしまうことで本来必要となっているコストを一部軽減することが可能です。

外壁の損傷に限らず、屋根の被害に対して火災保険がおりた場合にも足場は仮設することがほとんどですので、それを活用して外壁塗装を行えば足場代を浮かして安く済ますことができますね。
自治体によっては助成金が活用できる
自治体によっては外壁塗装に対して助成金や補助金を提供している場合があります。
特に遮熱塗料や断熱塗料を使用した省エネに繋がるような塗装工事は助成金の対象となることが多く、条件を満たせば費用の一部を補助してもらえる可能性があります。
自治体によって実施状況や申請条件などは変わりますので、もし検討される場合には事前に内容をチェックしておきましょう。

閑散期(梅雨・冬)を狙う
施工の依頼が少ない時期を選ぶのも有効です。
特に梅雨や冬は天候の影響で作業がしにくく、業者の依頼が減るため工事費用が安くなる可能性があります。
ただし、この時期は天候不順で工期が延びる可能性もあるため、スケジュールに余裕を持った方に向いている節約方法と言えるでしょう。


外壁塗装の費用を支払う場合、主に以下3つの方法から選択することになります。
☑ クレジットカード払い
☑ リフォームローンの活用
現金払いの特徴と注意点

最も一般的で安心度が高いのは、工事がすべて完了した後に一括現金で支払う方法です。
この場合、工事の途中で業者が音信不通になるなどのリスクを避けられます。
逆に、契約時に「工事前に全額支払い」を求められる場合は要注意です。
実際に、支払い後に工事が始まらなかったり、業者と連絡が取れなくなったという被害も報告されています。
こうした要求がある場合は、信頼できる業者かどうかを慎重に確認してください。
また、2回払い(契約時と完工時)を採用するケースもありますが、3回以上の分割は戸建ての外壁塗装では珍しいため、提示された場合は支払い内訳や理由を明確に確認することが重要です。
クレジットカード払いのメリットと注意点

近年では、外壁塗装の費用をクレジットカードで決済できる業者も増えています。
手続きが簡単で、高額な支払いにより多くのポイントを獲得できるのが大きな魅力です。
一方で、工事費用がカードの利用限度額を超える場合もあるため、事前にカード会社へ連絡して限度額を引き上げる手続きをしておく必要があります。
さらに、一括払いだけでなく、分割払いやリボ払いが可能かどうかも業者とカード会社双方に確認しておくと安心です。
リフォームローンを利用する場合

外壁塗装の費用は決して小さくないため、まとまった資金を一度に用意できない場合はローンを活用する方法もあります。
利用できるローンには、
☑ 既存の住宅ローンの借入先で組める追加ローン
☑ 銀行や信用金庫が提供する一般的なリフォームローン
などがあります。
特に住宅ローンを利用中の方は、まず借入先の金融機関に相談すると良いでしょう。
住宅ローンと一体型で組める商品や金利優遇制度を利用できる場合があり、負担を抑えることが可能です。
さらに、リフォームローンや住宅ローンを利用して外壁塗装を行った場合、一定の条件を満たせば確定申告で所得税控除を受けられる可能性があります。
結果として実質的な費用を下げられるケースもあるため、ローンを検討する際は減税制度についても確認しておくと安心です。
★国土交通省の公式ページで情報をチェックすることができます
特に外壁塗装は100万円以上かかることも多いため、生活を圧迫させないためにも分割での支払いを希望されている方も多いかと思います。
その際はローンやクレジットでの分割払いに対応している業者に工事を依頼するようにしましょう。


【1】お見積書は詳細に記載されている?
お見積書は各塗装工事業者によって異なります。
記載方法も全く違うということがあると思いますが、問題はしっかり施工内容が明記されているのか、適正な価格であるのか?という点です。
口頭で伝えたが実際は追加費用になってしまった、1式工事に含まれているものと勘違いした等、見る人によって解釈は大きく異なります。

そのため、1式工事ではなく出来る限り詳細に記載されていたり、質問にしっかり返答してくれる塗装工事業者に工事を依頼しましょう。
また、提示された金額が適正な価格なのかどうかを確かめるためにも、3社程度から相見積もりを取って費用や担当者の対応を比較してみることがオススメです。
【2】施工保証を確認しておく
外壁塗装に限らず屋根塗装でも、現場での施工不良が考えられるので塗料にはメーカー保証というものがありません。
しかし、仕上がりにはやはり耐用年数にあわせて確かな保証が欲しいですよね?
そこで私たち街の外壁塗装やさんでは、お住まいの状態、使用する塗料に合わせて施工保証をつけさせていただいております。

【3】訪問営業をしてくる業者に注意するべき理由
突然訪問し「近所で工事をしているので点検します」「今契約すれば大幅割引」と契約を急がせる業者は要注意です。
中には、無料点検を装って屋根に上がり、故意に破損させて修理を迫る悪質なケースも報告されています。
遭遇した場合は即契約せず、家族や知人に相談したり「会社名+口コミ」で検索して確認するなど、冷静に対応しましょう。
国民生活センターでも訪問販売のトラブルについて警告が出されています。


皆さんが気になっている外壁塗装の費用相場と簡単な計算方法についてご紹介させていただきました。
しかし実際塗装をしようと思った際にかかる費用はお住まいによって異なります。
これは同時期に横並びに建てられた建売住宅であったとしても、日当たり・通風性・使用方法がそれぞれ異なるからです。
また、お住まいのお客様の希望も異なります。
「今後20年は外壁塗装をしないで済むように」という方もいれば、「イメージチェンジをしたい」という目的の方もいらっしゃいます。
そのため、何度似たようなお住まいを塗装しても全く同じ費用にはならないのです。

外壁塗装で失敗しないためのポイント
自宅の坪数に応じた相場を把握すること
あらかじめ目安を知っておくことで、提示された見積もりが妥当かどうか判断できます。
業者選びを慎重に行うこと
費用の安さだけで決めるのではなく、複数社から相見積もりを取り、見積書に不明な点がないかを確認しましょう。
特に、足場費用や塗装面積、塗料の種類が明記されているかどうかは重要なチェックポイントです。

何度かご紹介してきましたが、外壁塗装は他の工事とセットで行うことにより、トータルコストを軽減することが可能なメンテナンスです。
私たち街の外壁塗装やさんであれば、屋根塗装やその他のリフォームにも幅広く対応することができ、どれも豊富な実績がありますので、外壁塗装だけをお考えの方も、お住いの総合的なメンテナンスを実施したい!という方のご相談にもしっかりと寄り添いながら、良い工事を行わせていただきたいと思っています。

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外壁塗装の相場は塗装面積を知ることでおおよそ決まります。塗装面積は図面から知ることもできますが、実測とは多少前後しますのであらかじめご了承ください。
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外壁塗装は「塗装面積×塗料単価」で求められますが、塗料メーカーによっては塗料の材工価格を記載していることもあります。あくまで目安ですが相場を知るには有効です。
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20坪から60坪の住宅における外壁塗装の相場は、おおよそ40万円から190万円ほどの範囲となりますが、実際の費用は塗料の種類や施工内容により変動します。
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屋根塗装を外壁塗装と同時に行うことで足場代を節約することができ、トータルコストを抑えることが可能です。
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火災保険や自治体の助成金を活用することで、外壁塗装費用をさらに抑えることができます。
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外壁塗装の費用や工事内容はお住まいによって異なるため、信頼できる業者に相談し、詳細な見積もりを取ることが重要です。
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